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Windows 10 バージョン 1607 (RS1) 以降、HSTS 機能が常に有効となりました

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こんにちわ。Internet Explorer / Microsoft Edge サポート担当の松下です。

今回は、バージョン 1607 (RS1) 以降の Windows 10 環境において、HTTP Strict Transport Security (HSTS) 機能が常に有効な状態となったことをお知らせいたします。

HSTS 機能は、従来より既定で有効な状態でしたが、2015 年 6 月に HSTS 機能をリリースした時点では比較的新しいセキュリティ機能でしたので、互換性などのユーザーへのインパクトを考慮して、以下のサポート技術情報に記載されている FEATURE_DISABLE_HSTS レジストリの設定による HSTS 機能の無効化オプションを用意していました。

Internet Explorer 11 adds support for HTTP Strict Transport Security standard

その後、HSTS 機能が有効なことに伴う障害について、弊社に寄せられるお問い合わせやユーザーからのフィードバックを注意深くウォッチしていましたが、特に目立った障害報告はなく、また、HSTS 機能を無効化可能なオプションを提供し続けることはセキュリティ上好ましくないため、バージョン 1607 (RS1) 以降の Windows 10 環境では HSTS 機能が常に有効な状態となる変更を行っています。
そのため、バージョン 1607 以降の Windows 10 では、FEATURE_DISABLE_HSTS レジストリの設定していても参照はされず、HSTS 機能は常に有効な状態で動作するようになっています。

<< 補足 >>
何らかの事情により HSTS 機能が無効な状態で Web サーバーと通信を行いたい場合は、InPrivate ブラウズを使用してください。(InPrivate ブラウズでは、HSTS 機能は無効な状態です。)

以上です。それでは、また次回!


11 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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日本マイクロソフトの 遠藤 です。
本日、11 Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムが公開されました。

 

====================================

Internet Explorer 累積更新の詳細情報

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この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: November 14, 2017

(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2017 年 11 月 14日

====================================

更新プログラムのダウンロード

====================================

各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、

Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム<KB4047206>

セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)<KB4048957>

セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)< KB4048959>

セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012 R2)< KB4048958>

Windows 10 (Version 1507)< KB4048956> 

Windows 10 (Version 1607 – Anniversary Update, Windows Server 2016)<KB4048953>

Windows 10 (Version 1703 – Creators Update)<KB4048954>

Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)<KB4048955>

 

1507 LTSB 向けです。 Windows 10 Version 1507 および Version 1511 に対するセキュリティ更新プログラムは提供終了となっております。

Windows 10 Version 1507 に対するセキュリティ更新プログラムの提供終了

Windows 10 Version 1511 に対するセキュリティ更新プログラムの提供終了

 

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バージョン情報

====================================

更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 のバージョンは以下のようになります。

- OS 共通 : 11.0.48

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、

できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

 

12 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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日本マイクロソフトの植木です。
本日、12 月 の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムが公開されましたのでご紹介をさせて頂きます。

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■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: December 12, 2017
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2017 年 12 月 12 日 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、
以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。
(12 月 13 日時点では、日本語の記事がございませんので、英語の記事となります)

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows 8.1, Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 – Anniversary Update, Windows Server 2016)
Windows 10 (Version 1703 – Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、
Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507) 
Windows 10 (Version 1607 – Anniversary Update, Windows Server 2016)
Windows 10 (Version 1703 – Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)

※ 1507 は LTSB 向けです。 Windows 10 Version 1507 および Version 1511 に対するセキュリティ更新プログラムは提供終了となっております。

====================================
■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンは以下のようになります。

- 各 OS 共通 : 11.0.49 (KB4052978)

Microsoft Edge の統合 Windows 認証への対応について

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こんにちは。

今回はお問い合わせとしてたまにいただくことのある「Microsoft Edge は統合 Windows 認証に対応しているの?」について記載します。

 

まず結論として・・・

 

対応しています!ご安心ください!
Microsoft Edge は、初期バージョンである Windows 10 v1507 から統合 Windows 認証に対応しています。

 

Windows 10 v1507 (本バージョンはすでにサポートは終了しています) で確認した結果が下記のとおりです。
Microsoft Edge の開発者ツールで採取している情報となりますが、このように初期バージョンから対応済みです。

Kerberos 認証

NTLM 認証

 

※ 注意点 ※
ただし、認証時の動作は (既定の状態の) Internet Explorer と同様です。
閲覧中のサイトが「ローカル イントラネット ゾーン」と判断されるサイトでは、自動的な認証動作が行われますが、「インターネット ゾーン」と判断されるサイトでは、Internet Explorer と同様に下記のように資格情報の入力を求める画面が表示されます。

 

Microsoft Edge では Internet Explorer のゾーン登録状況もセキュリティ ゾーンの判断に利用しているため、Internet Explorer 側のローカル イントラネット ゾーンのリストに明示的に登録することにより自動的な認証動作を行うことも可能です。

 

[インターネット オプション]
- [セキュリティ] タブ
- "ローカル イントラネット" を選択し [サイト] ボタン
- [詳細設定] ボタン
- 対象サイトのドメインを入力し [追加] ボタン

 

今回は以上です。

 

Microsoft Edge をご利用いただくうえでご要望がありましたら、[…] メニュー内の [フィードバックの送信] からご意見をお寄せください。
ここでいただいたフィードバックは、我々サポート部門を通さずに直接開発部門のエンジニアが閲覧する情報となります。
私たちサポート部門としてもより良い製品としたいとの思いでおりますので、何か気になる点がありましたら是非 [フィードバック] 機能を使ってみてください。

 

良い年末年始をお迎えください (^-^)/

インターネット オプションの一部項目名が英語となる場合がある

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2017 年 5 月の更新プログラムの適用後、インターネット オプションの一部の項目名が「英語」後述の画像のように英語となってしまう件が報告されています。

 

通常の場合

事象が発生している場合

 

この事象は、以下の項目で確認されています。

 

[詳細設定] タブ

-------------------------

- インターナショナル

インターナショナル -> International

[インターナショナル] の設定では、設定名のみ英語表記となっております。

 

- セキュリティ

サーバーの証明書失効を確認する -> Check for server certificate revocation

統合 Windows 認証を使用する -> Enable Integrated Windows Authentication

証明書のアドレスの不一致について警告する -> Warn about certificate address mismatch

 

- ブラウズ

履歴およびお気に入りの使用しないフォルダーを閉じる -> Close unused folders in History and Favorites

サード パーティ製のブラウザー拡張を有効にする -> Enable third-party browser extensions

 

[セキュリティ] タブ

-------------------------

- [すべてのセキュリティ ゾーン] - [レベルのカスタマイズ] - [ActiveX コントロールとプラグイン]

スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行 -> Script ActiveX controls marked safe for scripting

 

 

この現象は運用上の都合などから、一定期間毎に更新プログラムを適用するような環境で生じることが確認されていますが、本事象は項目名の表記が変わるのみであり、英語表記、日本語表記いずれの場合も、設定項目としての動作に変更はありませんのでご安心ください。

 

なお、Windows 7 向けでは 11 月、Windows 108.1 向けでは 10 月以降の更新プログラムにて対応が行われておりますため、現在発生していない環境にこれ以降の更新プログラムを適用いただいても発生することはありません。

 

既に事象が生じてしまっている環境に対しては、マイクロソフトではこの問題について現在、対応を検討中です。繰り返しとはなりますが IE としての動作などには影響はありませんので合わせてご安心ください。

 

何らかのご事情により、日本語で上記の項目をお探しで確認できない場合には、上記のような英語表記の項目名に読みかえこれらが存在するか確認を頂けますと幸いです。

2018 年 1 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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1 月 3 日 (水) (日本時間 1 月 4 日 (木)) より順次 Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しています。
緊急性の高い内容が OS 側の更新プログラムに含まれていたため、Internet Explorer や Microsoft Edge 向けの更新もタイミングを合わせての公開となっています。

2018 年 1 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

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■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: January 3, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム2018 年 1 月 3 日

 

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■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507 (LTSB))
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

 

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■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507 (LTSB))
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

※ 1507 は LTSB 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511 はそれぞれ下記のとおりサポートが終了しています。安全にご利用いただくためにも v1607 以降への移行をご検討ください。

Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)

 

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■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンは以下のようになります。
- 各 OS 共通 : 11.0.50 (KB4056568)

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

 

ショートカット キーの抑止について

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こんにちは。

今回は、お問い合わせとしてよくいただく「Internet Explorer 11 でショートカット キーを抑止したい」について記載します。
本記事に記載の内容が、今後の Web 開発における仕様検討にお役に立てますと幸いです。

 

これまでどうしていたか?

ショートカット キーの抑止に関して、実は Web 標準として定められたものはありません。
ショートカット キーは、各ベンダーが開発しているブラウザーごとにそれぞれ任意に用意されていることが一般的です。

Internet Explorer では、例えば、Alt + Home キーでホームページへ戻る動作となります。

 

Internet Explorer 11 のキーボード ショートカット
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/15357/windows-internet-explorer-11-keyboard-shortcuts

 

では、これまで Web 開発者はショートカット キーを抑止するにはどういう方法を取っていたのでしょうか。
多くは下記のように keyCode プロパティを 0 に書き換える、もしくは return false とする実装としていることがほとんどではないかと思います。

document.onkeydown = function() {
event.keyCode = 0;
return false;
}

 

Internet Explorer 11 での動作について

Internet Explorer 11 上の最新のドキュメント モードでは、上述した処理によりキーボード ショートカットを抑止することはできなくなりました。

これまでのバージョンの Internet Explorer では、キーボード操作などにより発火されるイベントは MSEventObj オブジェクトという Internet Explorer 独自のイベント オブジェクトが利用されていました。

しかしながら、Internet Explorer 11 では、可能な限り Web 標準に準拠した作りとするため、イベント オブジェクトについても W3C の策定する DOM3 の標準に従った、window.event オブジェクトに変更しています。

 

ウィンドウ イベントの動作の変更
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn384058(v=vs.85).aspx

Event
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Event

 

Web 標準では keyCode プロパティは “読み取り専用” と定義されており、Internet Explorer 11 においても本定義に準拠した結果、Internet Explorer 11 標準ドキュメント モードでは上述している方法でのショートカット キーの抑止はできなくなりました。

 

KeyboardEvent
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/KeyboardEvent

 

なお、過度なショートカット キーの抑止は、ブラウザー クラッシャーと判断されかねない恐れもあることから、あまりおすすめできるものではありません。

 

どうすれば良いか?

ここまで記載した通り、これまでの抑止方法は “Internet Explorer の動作に依存した方法” であり、これまでの Internet Explorer の動作上うまく抑止ができていた方法となります。

昨今では各ベンダーより様々なブラウザーが開発され、ユーザーが利用するブラウザーの大半が Internet Explorer だという時代は残念ながら過ぎ去ってしまっています。

このような背景から、最近では Web サイトにおいても「相互運用性」という点が非常に重要になってきました。
「相互運用性」とは、どのブラウザーで閲覧しても、同じように表示する、同じように動作する、同じような体験ができる、というようなことを言います。

 

この点を踏まえると、各ブラウザーの動作に依存した抑止方法を検討するのではなく、

 

ショートカット キーを押下されても良い構造とする方法

 

を検討することが重要となります。

 

では、どうすれば良いでしょうか?
ショートカット キーを抑止したい、という背景には、ある決められた手順に従ってページ遷移をしないといけない、といったような Web ページの構造上の制約があることが多々あります。
この点を考慮し、考えられるポイントはいくつかあります。

 

onbeforeunload イベントを活用する

onbeforeunload イベントで、文字列を return する実装とすることにより、ウィンドウを閉じようとした場合、別のページに遷移しようとした場合、などにおいてメッセージを表示させることが可能です。
また、本当に遷移が必要な処理の場合にのみ onbeforeunload イベントからイベント ハンドラを削除することで正常にページの遷移が可能です。

<html><head>
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=11" />
<script type="text/javascript">
window.onbeforeunload = function() {
return "入力中の内容が破棄されますが問題ありませんか?";
}
function onSubmit(form) {
window.onbeforeunload = null;
form.submit();
return false;
}
</script>
</head>
<body>
<form onsubmit="onSubmit(this);">
<input type="text" />
<input type="submit" />
</form>
</body></html>

 

DOMStorage といったローカル上に保存できる仕組みを活用する

ページ遷移を行うたびに、JavaScript などでこれまでの情報を localStorage などに保存しておくような構造とすることにより、万が一、ブラウザーが閉じられた場合や別のサイトに遷移した場合にも、次回ページ表示時に localStorage から情報を読み込むことで復元することが可能と考えられます。
(情報の保持の仕方や復元方法などについては、各 Web アプリケーションごとに仕組みを検討いただく必要はあります)

 

DOM ストレージの概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc197062(v=vs.85).aspx

 

Web サーバー側で情報を保持する仕組みを用意する

同じように、ページ遷移を行うたびに Web サーバー側で情報を保存しておくような構造とすることでも DOMStorage と同様に対処が可能と考えられます。
(本方法も、情報の保持の仕方や復元方法などについては、各 Web アプリケーションごとに仕組みを検討いただく必要はあります)

 

いかがでしたでしょうか。
今後の Web 開発において参考となれば幸いです。

2018 年 2 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 2 月 14 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。
Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。

2018 年 2 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: February 13, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム2018 年 2 月 13 日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

※ 1507 は LTSB 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1607 以降への移行をご検討ください。

Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)

 

====================================
■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンは以下のようになります。
- 各 OS 共通 : 11.0.51 (KB4074736)

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。


2018 年 3 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 3 月 14 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。
Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。

2018 年 3 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: March 13, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 3 月 13日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

※ 1507 は LTSB 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1607 以降への移行をご検討ください。
Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)

 

====================================
■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンは以下のようになります。
- 各 OS 共通 : 11.0.56 (KB4089187)

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

Web サーバー側でコンテンツを更新しても IE 上に反映されない (キャッシュのお話)

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「IE8 では Web サーバー側でファイルを更新したらすぐクライアントに反映されていたのに、IE9 以降にしたらすぐに反映されなくなった。。」というお問い合わせをいただくことがあります。
この現象は、IE9 以降の IE で [インターネット オプション] の [全般タブ] [インターネット一時ファイルと履歴の設定] で [自動的に確認する] (既定値) が設定されている場合に 発生することがあり、以下の技術文書でもご案内しています。

Internet Explorer 9 において Webサーバーとの通信なしでキャッシュからコンテンツを表示する場合がある
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2530998

今回は、この IE の “キャッシュ” の動作について詳しくご紹介いたします。

 

まず最初に、キャッシュとは

 

Internet Explorer における “キャッシュ” とは、閲覧しているページを次回もっと早く表示できるように、PC に保存しておく Web ページ (html、aspx など)、画像 (jpg、gif など)、その他リソースファイル (スタイルシートファイル (.css)、JavaScript ファイル (.js)、動画や音声ファイル などなど) 等などのコピーのことです。
次回同じページにアクセスした時、Web サーバー側で特に更新されていなければキャッシュからファイルを取得することで、通信量を抑えたりページ表示の速度を速めたりするための仕組みです。

保存されているキャッシュは、[インターネット オプション] – [全般] タブ - 閲覧の履歴 – [設定] ボタンをクリックすると表示される [Web サイト データの設定] ダイアログ上で、[ファイルの表示] ボタンを押すと確認できます。

(図 1)

エクスプローラが起動して、以下のようにキャッシュが表示されます。

(図 2)

いくつかの項目が表示されていますが、このうち “有効期限日時” は Web サーバーが指定してくる (具体的には、HTTP レスポンス ヘッダーの Set-Cookie ヘッダーで指定してくる) ものになります。指定がなければ、”なし” と表示されます。

一度閲覧した Web ページを次回表示した時、IE は基本的にファイル取得を以下の流れで行います。

ユーザーが Web ページのアドレスを IE のアドレスバーに入力して Enter キーを押す
IE は、対象のコンテンツのキャッシュがキャッシュフォルダに存在するかを確認する
→ キャッシュが存在していて、
→→  有効期限内であればキャッシュから取得。
→ → 有効期限が切れていれば、Web サーバーへ更新確認 (If-Modified-Since ヘッダーを含む Get リクエスト) を行う。
→→→ 更新確認の結果
→ →→→ Web サーバー側のファイルが更新されていたら、Web サーバーから取得。(ファイルをダウンロード。HTTP ステータスコード 200 OK が返る)
→ →→→ 更新されていなければ (HTTP ステータスコード 304 Not Modified が返れば) 引き続きキャッシュから取得。

 

上記の流れを考えると、Web サーバー上のファイルが更新されれば Web サーバーから取得するのだから、「Web サーバー側でファイルを更新したのに、クライアントの IE で Web サイトにアクセスしても更新が反映されない。。」ということはなさそうに思われます。

が、

IE9 以降の IE では、以下両方に該当する場合、更新確認も行わずにコンテンツをキャッシュから取得するようになっています。

  • クライアント側の IE で [インターネット オプション] [インターネット一時ファイルと履歴の設定] で [自動的に確認する] (既定値) が設定されている
  • Web サーバー側で “有効期限日時” を指定していないコンテンツである

 

この動作変更は、IE9 以降 RFC2616 に準拠して、”表示の高速化、効率化のため、より積極的にキャッシュを利用する” ために行われました。

 

具体的には、[インターネット一時ファイルと履歴の設定] で [自動的に確認する] が設定されている場合、Web サーバーから “有効期限の指定のない” コンテンツを取得すると、IE は独自に有効期限を計算して設定し、キャッシュを作成する ようになりました。

この機能は “ヒューリスティックキャッシュ” と呼ばれます。

(※) ヒューリスティック キャッシュについて

有効期限の指定のないコンテンツについて、従来の IE では限定されたリソース (画像ファイル) にのみ独自に期限を設定していましたが、IE9 以降ではキャッシュ可能な全てのリソースについて独自に期限を設定するようにしました。
ヒューリスティック キャッシュの詳細については、以下のブログ記事で紹介されています。

Caching Improvements in Internet Explorer 9
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2010/07/14/caching-improvements-in-internet-explorer-9.aspx

ヒューリスティック キャッシュでは、以下の計算式で有効期限を算出します。最初にコンテンツを取得してキャッシュを作成するとき、算出した有効期限を設定します。

有効期間 = (最終チェック日時 - 最終更新日時) * 0.1

つまり最終チェック日時と最終更新時間の差が大きい、つまり更新されていない期間が長いコンテンツは有効期間が長く設定され、クライアントからの更新確認の頻度が下がる仕組みです。

なおエクスプローラー上では、”有効期限日時” は “なし” と表示され、IE が設定した有効期限は見ることができません。

 

つまり、
例えば (図 2) の iis-85.png の場合

(図 3)

  • 最終チェック日時 :  2018/03/07 10:52
  • 最終変更日時 : 2016/04/22 9:49

であるため、キャッシュ作成時、有効期間は約 68 日間と設定されることとなります。
言い換えますと、IE が最初に iis-85.png を Web サーバーから取得してキャッシュを作成してから約 68 日間はキャッシュが有効期限内になり、この間に  Web サーバー側で更新しても、IE は Web サーバーへの更新確認は行わずキャッシュから取得します。

 

以上から、頻繁に更新したり、更新後すぐに確実にクライアントの IE に反映させたい!といったコンテンツについては、Web サーバー側で明示的に有効期限を指定されることをお勧めしています。

 

有効期限を設定していなかったコンテンツを Web サーバー上で更新した時、クライアントの IE に直ぐ反映させるにはどうすればいい?

 

まず、クライアントには「IE が有効期限を独自に設定したキャッシュ」が既に存在している状態です。

[インターネット一時ファイルと履歴の設定] で [自動的に確認する] が選択されている場合、これが有効期限内であるうちは Web サーバーに更新確認を行わないので更新は反映されません。
Web サーバー側からは、クライアントのキャッシュを削除する方法がありません。
そのため、どうにかしてクライアントのキャッシュを削除する必要があります。

その他の方法として、[インターネット一時ファイルと履歴の設定] で [Web サイトを表示する度に確認する] または [Internet Explorer を表示する度に確認する] を指定すると、IE は有効期限内のコンテンツであっても Web サーバーに更新確認を行います。

 

キャッシュ削除の最もシンプルな方法は、ユーザー自身が [インターネット オプション] – [全般] タブから、閲覧の履歴を削除することです。

クライアント側でキャッシュを削除するには、インターネット オプション – 全般 タブ - 閲覧の履歴 の [削除] ボタンをクリックして [閲覧の履歴の削除] ダイアログから行います。

(図 4)

(図 4)

“キャッシュ” を削除するには、”インターネット一時ファイルおよび Web サイトのファイル” にチェックを入れて [削除] ボタンをクリックします。
Cookie や、フォームへの入力内容などを削除したくない場合には該当のチェックは外しても大丈夫です。

他の項目についての詳細は、以下の技術文書にてご案内しています。

Internet Explorer の閲覧履歴の表示および削除
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17438/windows-internet-explorer-view-delete-browsing-history

 

社内の Active Directory 環境のクライアント端末を管理されているような方で、 ドメインに参加しているクライアント全部、キャッシュを削除したい、、ということであれば、 一つの手として「グループ ポリシーで [終了時に閲覧の履歴を削除する] を有効とするポリシーをクライアントに配布する」という方法もあります。
これが適用されたクライアントでは、IE を終了するときにキャッシュが削除されます。

 

今後、Web サーバー側で更新したコンテンツを、すぐクライアントに反映させるためにはどうすればいい?

 

頻繁に更新されるようなコンテンツでは、”Web サーバー側でコンテンツの有効期限を指定する” 方法をお勧めしています。
例えば以下のような HTTP 応答ヘッダー指定を行い、コンテンツのキャッシュの有効期限を制御します。
----
Cache-Control : no-cache
----
IE11 では、上記の HTTP 応答ヘッダーを含むファイルを受信すると有効期限切れのキャッシュを作成します。そのため次回アクセス時には Web サーバーへ更新確認を行い、更新されていれば Web サーバーから取得、更新がなければキャッシュから取得する、という動作になります。

なお HTTP 応答ヘッダーによる指定をクライアントのキャッシュに反映させるためには、Web サーバー側で指定を行った後、やっぱりクライアントのキャッシュを削除する必要がありますのでご注意ください。

キャッシュの有効期限を指定する HTTP 応答ヘッダーには以下があります。

Expires
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Headers/Expires
キャッシュを有効期限切れとする日時を指定します。

Cache-Control
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Headers/Cache-Control
キャッシュを有効とする期間 (秒) を指定します。キャッシュの作成を抑止する指定も可能です。

 

※ ご参考 : META タグによるキャッシュ制御の指定について

Web ページ (HTML、ASPX 等) 内では以下のような META 要素でキャッシュを制御できます。
-----------
<META http-equiv=cache-control content=no-cache>
<META http-equiv=expires content=0>
-----------

ただしこの指定は、"記載されている Web ページ" のみが対象であり、ページに読み込まれる .css や .js 等の Web リソースファイルに対しては有効ではありません。Web リソースファイルのキャッシュを制御するには、後述の通り Web サーバーにて設定を行う必要があります。

また Web ページにおいても、キャッシュを確実に制御されたい場合、以下の理由から META タグではなく HTTP 応答ヘッダーによる指定を強くお勧めしております。

META タグでのキャッシュ制御は、あくまでも HTML ファイル内の "タグ" で行なうものであり、" HTML ファイルを読み込んでから解釈しキャッシュの処理をする" ものです。
キャッシュの制御を HTML パーサーで行なうこととなるためキャッシュは一旦作成されます。SSL の場合は直接キャッシュ自体を削除し、非 SSL の場合は、期限切れのキャッシュと同等に扱われます。

 

※ ご参考 :キャッシュの削除について

IE のキャッシュ削除の方法として、 正式にサポートされているのは以下となります。

- [インターネット オプション] – [閲覧の履歴の削除] ダイアログから削除
- エクスプローラでキャッシュの場所を開いて削除
- キャッシュ削除のためのアプリケーションを開発、実行して削除 (※)

(※) キャッシュ削除のために用意された "DeleteURLCacheEntry" API を利用したアプリケーションを作成し、実行することによって削除できます。
“インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル” のみを削除するような処理も実装可能です。

DeleteUrlCacheEntry function
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa383983(v=vs.85).aspx

 

■■■

今回の記事は以上となります。
IE の “キャッシュ” でお困りの方の、ご参考になりましたら幸いです。

Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応予定について

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こんにちは。
今日はたまにお問い合わせとしていただく Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応についてご紹介します。

 

Adobe Flash のサポート終了のロードマップは、下記の資料に記載の予定のとおりです。
本記事では、下記の資料からポイントとなる点について抽出しています。

The End of an Era – Next Steps for Adobe Flash
https://blogs.windows.com/msedgedev/2017/07/25/flash-on-windows-timeline/

 

■ 2017 年末から 2018 年にかけて
Windows 10 Creators Update (v1703) 以降の Microsoft Edge では、初めて訪れる Web サイトでの Flash コンテンツの実行の許可を求め、許可した Web サイトの再訪問時には求められません。
また、Internet Explorer では Flash の実行に関しては特別な制御は行われておりません。

 

■ 2018 年後半にかけて
Microsoft Edge 上で Flash が含まれる Web サイトを閲覧するたびに実行の許可を求める動作となります。
Internet Explorer においては引き続き Flash の実行は許可され、特別な制御は行われません。

 

■ 2019 年後半にかけて
Microsoft Edge および Internet Explorer 上での Flash が既定で無効となります。
ただし、Flash を実行できるよう構成を変更することも可能です。
Flash を実行できるよう構成したい場合、Microsoft Edge については、[2018 年後半にかけて] と同様に、Flash が含まれる Web サイトを閲覧するたびに実行の許可が求められる動作となります。

 

■ 2020 年末
サポートされるすべての Windows 上の Microsoft Edge および Internet Explorer で Flash を実行することができなくなります。
Flash を再び実行できるように構成することもできなくなる予定です。

 

本日の記事は以上となります。
本情報はあくまでも現時点での予定となりますため、今後何らかの影響により本予定も変更となる可能性が十分にありえます。
そのため、Web サイト側での対応を計画されている場合には、十分に余裕をもった計画とされることをお勧めいたします。

 

2018 年 4 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 4 月 11 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。
Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。

2018 年 4 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: April 10, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 4 月 10日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update), Windows Server 2016 (1709)

※ 1507 は LTSB 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1607 以降への移行をご検討ください。

Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)

 

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■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4092946

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

2018 年 5 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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先週 5 9 () (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムが公開されています。
GW があり公開するのをすっかり忘れていました。。。お許しください...(^^;

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 5 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

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Internet Explorer 累積更新の詳細情報
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この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: May 08, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム2018 年 5 月 9 日

 

====================================
IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

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■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

1507 LTSC ( LTSB) 向けです。
Windows 10 Version 1507 および Version 1511Version 1607 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1607 以降への移行をご検討ください。

Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 7 27 )
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 2 1)

 

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■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4103768

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

2018 年 6 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 6 月 13 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 6 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: June 12, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 6 月 12日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

※ 1507 は LTSC (旧 LTSB) 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511、Version 1607 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。
※ 安全にご利用いただくためにも Version 1703 以降への移行をご検討ください。

Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 年 2 月 1日)

 

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■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4230450

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

 

2018 年 7 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 7 月 11 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 7 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: July 10, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 7 月 10日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

※ 1507 は LTSC (旧 LTSB) 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511、Version 1607 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1703 以降への移行をご検討ください。
Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 年 2 月 1日)

 

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■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4339093

 

====================================
■その他
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Windows 10 Version 1803 の Microsoft Edge において、select 要素での選択内容が特定の条件下で正しく反映されない現象が修正されています。

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。


Internet Explorer の今後について

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こんにちは。Microsoft Edge / Internet Explorer サポート チームです。

以前に「Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応予定について」という記事を公開しましたが、「Internet Explorer」自体の今後の予定についてお問い合せをいただくこともありましたので、今回はそのお話をします。

 


 

2014 年の 8 月 7 日に Internet Explorer のサポート ポリシー変更を発表しました。この変更により、2016 年 1 月 12 日をもって各 OS 上で動作する最新バージョンの Internet Explore のみがサポート対象となりましたが、それから 2 年半が経過しました。

Internet Explorer のサポート ポリシーが変わります
https://blogs.technet.microsoft.com/jpieblog/2015/12/16/internet-explorer-4/

また、2015 年 7 月 29 日に Windows 10 をリリースしてから、つまり、Windows 10 用の新しい既定の Web ブラウザーとして「Microsoft Edge」の提供を開始してから、3 年が経とうとしています。

 

これまで多くの企業において Windows 10 の導入を進めていただいていますが、特定の Web サイトや Web アプリで Microsoft Edge との互換性の問題が発生する場合 (※) の対応として、エンタープライズ モード サイト一覧を利用して Internet Explorer 11 に自動的にリダイレクトさせる機能なども提供してきました。

※ Microsoft Edge では、ActiveX コントロール、ブラウザー ヘルパー オブジェクト、VBScript など、従来のテクノロジをサポートしておらず、これらのレガシーなテクノロジーを利用するために Internet Explorer が必要な Web サイトを閲覧する場合を指します。

エンタープライズ モードを使用して互換性を高める
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt270205.aspx

 

このように、Windows 10 においては、Microsoft Edge と Internet Explorer というふたつのブラウザーが搭載されていますが、弊社としましては、Internet Explorer との後方互換性が必要な業務 Web システムには Internet Explorer を利用いただき、Internet Explorer でなければならない場合以外は Microsoft Edgeをご利用いただくことを提案してきました。

Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11
https://blogs.windows.com/japan/2015/08/24/evaeyeedge/

 

この考え方は今も基本的には変わりはありませんが、現在の Web アプリケーションが古いブラウザーである Internet Explorer 固有の機能に依存している状態であれば、そうした依存性を無くし、最新のブラウザーである Microsoft Edge で閲覧できるように見直していただくことを、今からご検討いただくようお伝えをしていくことが、私たちサポート チームの使命と考えています。

 

Microsoft Edge は最新の Web 標準で定義される機能を利用したリッチなブラウジング体験をユーザーに提供することや、相互運用性、つまり、Google Chrome や Apple Safari、Mozilla Firefox とも相互に運用できるブラウザであること、PC の Web サイトはもちろん、スマートフォンやタブレットを前提に制作された Web サイトとも相互に運用できることをコンセプトに、開発がおこなわれています。

現在の世の中にあふれるリッチなコンテンツは、すでに Internet Explorer ではサポートしていない最新技術を利用して実現されており、その流れは今後さらに加速していくと言えます。また、以前のブログ記事でお伝えしたとおり 2020 年には Adobe Flash が廃止になるように、ActiveX なども含め古いテクノロジーは廃止される方向に向かっており、「Internet Explorer でなければ表示できない Web コンテンツ」は徐々に少なくなっていきます。

 

Internet Explorer はいつまでサポートが提供されるのか?など、将来の予定についてお問い合せをいただいたとしても、大変恐縮ですが回答することはできません。ただ、世の中の大きな流れとして、Web ブラウザーという観点では相互運用性を保ちつつも、最新の Web 標準の技術を取り入れる方向性となっていることをご認識いただき、引き続き Legacy Web から Modern Web への移行を十分に余裕をもった計画で検討を進める必要があるということを、今回の記事をきかっけに改めて意識をしていただけますと幸いです。

 

なお、最新の Web 標準仕様に準拠したコンテンツを開発される際のお困りごとや、Microsoft Edge の利用に関するお問い合せなどについては、私たちのチームでサポートを承っていますので、支援が必要なことがありましたらぜひサポートをご利用ください。

2018 年 8 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 8 月 15 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 8 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: August 14, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 8 月 14日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

※ 1507 は LTSC (旧 LTSB) 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511、Version 1607 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1703 以降への移行をご検討ください。
Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 年 2 月 1日)

 

====================================
■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4343205

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

2018 年 9 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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本日 9 月 12 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 9 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: September 11, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 9 月 11日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows Server 2008
Windows Server 2012
Windows 7, Windows Server 2008 R2
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

====================================
■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2008)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 7, Windows Server 2008 R2)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows 8.1, Windows Server 2012 R2)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

※ 1507 は LTSC (旧 LTSB) 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511、Version 1607 はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1703 以降への移行をご検討ください。
Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 年 2 月 1日)

※ 1607 および 1803 について
上記のロールアップの公開情報に記載のとおり、事前にサービススタックの更新プログラムのインストールが必要となります。
Servicing stack update for Windows 10 Version 1607: May 17, 2018
Servicing stack update for Windows 10, version 1803: September 11, 2018

 

====================================
■バージョン情報
====================================
更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4457426

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

 

====================================
■その他
====================================
Windows 7 および Windows 8.1 上の Internet Explorer 11 にて確認されていた、リダイレクト時に空白ページが表示される問題 (関連 KB 4343205 / 4343900 / 4343898) に対する修正は、今月リリースしたセキュリティ更新プログラムに含まれています。

2018 年 10 月の Internet Explorer / Microsoft Edge の累積的なセキュリティ更新プログラムを公開しました

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昨日 10 月 10 日 (水) (日本時間) に、Internet Explorer / Microsoft Edge の累積セキュリティ更新プログラムを公開しました。

Internet Explorer / Microsoft Edge 向けの更新プログラム含め、今月の更新プログラムについては下記の資料をご覧ください。
2018 年 10 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

 

====================================
■ Internet Explorer 累積更新の詳細情報
====================================
この更新プログラムの詳細については、以下の公開情報をご確認ください。

Cumulative security update for Internet Explorer: October 09, 2018
(日本語版) Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム: 2018 年 10 月 9日

 

====================================
■ IE の更新プログラムを含む各 OS のロールアップの公開情報
====================================
各 OS のロールアップに関する修正や変更点に関しましては、以下の公開情報よりご確認いただくことが出来ます。

Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2, Windows 7
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2, Windows 8.1
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

 

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■更新プログラムのダウンロード
====================================
各環境向けの Internet Explorer / Microsoft Edge の更新を含むアップデートは、Microsoft Update カタログよりダウンロードできます。

Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2008)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2008 R2, Windows 7)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012)
セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (Windows Server 2012 R2, Windows 8.1)
Windows 10 (Version 1507)
Windows 10 (Version 1607 - Anniversary Update), Windows Server 2016
Windows 10 (Version 1703 - Creators Update)
Windows 10 (Version 1709 - Fall Creators Update)
Windows 10 (Version 1803 - April 2018 Update)

※ 1507 は LTSC (旧 LTSB) 向けです。
※ Windows 10 Version 1507 および Version 1511、Version 1607 (の Home および Pro エディション) はそれぞれ下記のとおり更新プログラムの提供が終了しています。安全にご利用いただくためにも Version 1703 以降への移行をご検討ください。
Windows 10 Version 1507 の CB/CBB のサービス終了
CB と CBB で Windows 10 Version 1511 のサービス終了 (2017 年 7 月 27 日)
Windows 10 バージョン 1607 半期チャネルのサポート終了 (2018 年 2 月 1日)
Windows 10 のサービスとサポートの変更 (2018 年 9 月 6日)

※ Windows 10 について
いくつかのバージョンではセキュリティ更新プログラムの適用の前に、最新のサービススタックの更新プログラムを適用する必要があります。
上記に記載した公開情報をご確認ください。

 

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■バージョン情報
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更新プログラムを適用すると、Internet Explorer 11 の更新バージョンに記載の公開情報の番号は以下のようになります。
- 各 OS 共通 : KB4462949

 

Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、できるだけ早期に今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。

.NET Framework で TLS1.1 および 1.2 を有効化する方法 -まとめ-

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みなさん、こんにちは。

.NET Framework での TLS 1.1 および 1.2 対応について、以前 .NET Framework で TLS1.1 および 1.2 を有効化する方法 という記事を投稿しています。
しかしながら、記載の内容がわかりづらいこと、また、記事の公開以降に Update できていなかった点があるため、まとめとして本記事を作成しました。
今後のご対応の一助となれましたら大変うれしく思います。

1. TLS 1.1 および 1.2 に対応するうえでの考え方

.NET Framework で作成されたアプリケーションを TLS 1.2 (TLS 1.1) に対応させるには下記の点を考慮する必要があります。
ご利用の OS が TLS 1.1 および 1.2 を利用できるかどうか、また、アプリケーションで独自に設定しているかどうか、により必要な対応が異なります。
このため、まずは下記の観点で、ご利用対象の環境やアプリケーションについて理解することが第一歩となります。
  • 対象の環境は OS として TLS 1.2 (TLS 1.1) を利用できるかどうか
  • アプリケーション側で ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティにすでに明示的に設定しているものがないか
  • アプリケーションがターゲットしている .NET Framework のバージョンはいくつか
  • 稼働対象の環境にインストールされている .NET Framework のバージョンはいくつか
  • アプリケーションを改修することはできるか

各ポイントの詳細については次項以降をご覧ください。

2. Windows OS の TLS 1.1 および 1.2 への対応状況

ご利用対象の Windows OS 自体が TLS 1.1 および 1.2 を利用することができない場合には、.NET Framework 側でいくら対応しても TLS 1.1 および 1.2 に対応することはできません。
.NET Framework での対応の前に、Windows OS 自体を TLS 1.1 および 1.2 を利用できるように構成する必要があります
!ご注意ください!

Windows OS 自体が TLS 1.1 および 1.2 を利用することができない状態でアプリケーション側で TLS 1.1 および 1.2 が指定されると、アプリケーション実行時に例外が発生します。

Windows Server 2008 SP2

既定の状態では OS として TLS 1.1 および 1.2 を利用することができません
.NET Framework での TLS 1.1 および 1.2 への対応の前に、事前に下記の更新プログラムを適用し、OS として TLS 1.1 および 1.2 を利用できるようにする必要があります。

更新プログラム適用後、必要に応じて上記資料に記載のレジストリ値を設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.1\Client
名前: DisabledByDefault
種類: REG_DWORD
値: 0
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.2\Client
名前: DisabledByDefault
種類: REG_DWORD
値: 0
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.1\Server
名前: DisabledByDefault
種類: REG_DWORD
値: 0
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.2\Server
名前: DisabledByDefault
種類: REG_DWORD
値: 0
設定のポイント

クライアント OS として利用する場合 (任意のアプリケーションが別の Web サーバーに接続するような場合) には Client に設定します。
サーバー OS として利用する場合 (Web サーバーのように接続を待ち受けるような場合) には Server に設定します。

Windows Server 2008 R2 / Windows 7

OS としては TLS 1.1 および 1.2 を利用できますが、アプリケーション側より明示的に TLS 1.1 もしくは 1.2 を利用する指定がない限り利用されません。
アプリケーション側からの指定がなくとも利用されるように構成するには、上記の Windows Server 2008 SP2 に記載したレジストリ値 (DisabledByDefault) を必要に応じて設定します。
(参考) TLS/SSL Settings

Windows Server 2012 / Windows 8.1 以降

OS として TLS 1.1 および 1.2 を利用でき、かつ、既定の状態で TLS 1.1 および 1.2 が利用されるように構成されています。
追加で必要な設定はありません。

3. .NET Framework で利用される既定のプロトコル バージョン

.NET Framework では、HttpWebRequest クラスなどを利用した通信において ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティに指定されたプロトコル バージョンが利用されます。
プログラム上で明示的に指定されている場合は指定されたプロトコル バージョンが利用されますが、指定されていない場合に利用される既定のプロトコル バージョンは下記のとおりです。
.NET Framework の各バージョンごとに、TLS 1.1 および 1.2 への対応状況と併せてまとめました。

.NET Framework 3.5 (3.5.1)

既定では TLS 1.1 および 1.2 は未対応
プロパティの既定値は SSL 3.0 および TLS 1.0

.NET Framework 4.5.2

TLS 1.1 / TLS 1.2 に対応済み
プロパティの既定値は SSL 3.0 および TLS 1.0

.NET Framework 4.6.x

TLS 1.1 / TLS 1.2 に対応済み
プロパティの既定値は TLS 1.0、1.1 および 1.2

.NET Framework 4.7.x

TLS 1.1 / TLS 1.2 に対応済み
プロパティの既定値は SystemDefault となり、OS の TLS の設定状態に依存する

4. .NET Framework 3.5 で TLS 1.1 および 1.2 を利用できるようにするための更新プログラム

.NET Framework 3.5 は既定の状態では TLS 1.1 および 1.2 を利用することができません。
.NET Framework 3.5 で TLS 1.1 および 1.2 を利用できるようにするために下記の更新プログラムを適用する必要があります。
もしくは、Windows 10 および Windows Server 2016 の場合は OS 向けの最新のロールアップを、それ以外の OS では .NET Framework 向けの最新の品質ロールアップを適用します。
!ご注意ください!

更新プログラムを適用しない状態でアプリケーション側で TLS 1.1 および 1.2 が指定されると、アプリケーション実行時に例外が発生します。

Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1

Support for TLS System Default Versions included in the .NET Framework 3.5 on Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2
※ 更新プログラムの適用には Windows 8.1 Update / Windows Server 2012 R2 Update (KB2919355) が事前に適用されている必要があります

Windows 10 v1507 (LTSC)

Windows 10 v1507 環境向けに公開されている更新プログラムを適用します。
※ 本記事執筆時点で、最も古い更新プログラムは下記の 2016 年 10 月に公開された更新プログラムです。下記以降の更新プログラムの適用をご検討ください。
2016 年 10 月 11 日 — KB3192440 (OS ビルド 10240.17146)

Windows 10 v1607 (LTSC) / Windows Server 2016

下記のいずれかの更新プログラム以降で対応されています。
2016 年 12 月 9 日 — KB3201845 (OS ビルド 14393.479)
2016 年 12 月 13 日 — KB3206632 (OS ビルド 14393.576)

Windows 10 v1703 以降

.NET Framework 3.5 の機能を有効化した時点ですでに対応されています。
追加で適用が必要な更新プログラムはありません。

5. .NET Framework 3.5 で TLS 1.1 および 1.2 を既定値にするための方法

.NET Framework 3.5 は、SSL 3.0 および TLS 1.0 が既定で利用されるプロトコル バージョンです。
既定値を変更するには、Windows OS 側で TLS 1.1 および 1.2 が利用されるよう構成し、かつ、.NET Framework 3.5 で TLS 1.1 および 1.2 を利用できるようにするための更新プログラムを適用したうえで各資料に記載の下記のレジストリ値を設定します。
下記のレジストリ値が設定されると Windows OS 側で構成しているプロトコル バージョンに従うようになります。
Windows OS 側で TLS 1.1 および 1.2 が利用されるよう構成することで、.NET Framework 3.5 で利用されるプロトコル バージョンも TLS 1.0、TLS 1.1 および TLS 1.2 に変更されます。
キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node\]Microsoft\.NETFramework\v2.0.50727
※ 64 ビット OS 環境の場合は Wow6432Node にも設定します
名前: SystemDefaultTlsVersions
種類: REG_DWORD
値: 1
設定のポイント

プログラム上で ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティに明示的に任意のプロトコル バージョンを指定している場合は、上記のレジストリ値の設定の有無にかかわらずプログラムで指定したプロトコル バージョンが利用されます。

6. .NET Framework 4.5.2 で TLS 1.1 および 1.2 を既定値にするための方法

.NET Framework 4.5.2 は、SSL 3.0 および TLS 1.0 が既定で利用されるプロトコル バージョンです。
既定値を変更するには、下記のセキュリティ アドバイザリー 2960358 で公開されている更新プログラムを適用します。
もしくは、Windows 10 および Windows Server 2016 の場合は OS 向けの最新のロールアップを、それ以外の OS では .NET Framework 向けの最新の品質ロールアップを適用します。

上記のセキュリティ アドバイザリーを適用すると下記のレジストリ値が構成され、.NET Framework 4.5.2 で利用されるプロトコル バージョンが TLS 1.0、TLS 1.1 および TLS 1.2 に変更されます。
念のためレジストリ値が構成されているか確認し、万が一構成されていない場合は手動で構成します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\[Wow6432Node\]Microsoft\.NETFramework\v4.0.30319
※ 64 ビット OS 環境の場合は Wow6432Node にも設定します
名前: SchUseStrongCrypto
種類: REG_DWORD
値: 1
設定のポイント

プログラム上で ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティに明示的に任意のプロトコル バージョンを指定している場合は、上記のレジストリ値の設定の有無にかかわらずプログラムで指定したプロトコル バージョンが利用されます。

7. .NET Framework のサポート状況

.NET Framework 4.x 系は、4.5.2 以降がサポート対象です。
稼働対象の環境にインストールするバージョンは可能な限り最新のバージョンとすることをご検討ください。

各 OS 上での .NET Framework の既定のバージョン

OS ごとに既定でインストールされている .NET Framework のバージョンは下記の資料をご覧ください。
OS によってはクリーンインストールした状態ですでにサポートが終了している状況もあり得るため、インストールすることのできる最新バージョンへの更新をご検討ください。

各 OS 上でサポートされるバージョン

各 OS ごとにサポートされているバージョンは下表のとおりです。

.NET Framework のバージョン
3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Windows 7
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
Windows 8.1
Windows 10 v1507 (LTSC 2015)
Windows 10 v1607 (LTSC 2016)
Windows Server 2016
Windows 10 v1703
Windows 10 v1709
Windows 10 v1803
 OS クリーンインストール時の既定のバージョン
 追加でインストールすることのできるバージョン
 役割と機能の追加より有効化できるバージョン

8. 各 OS ごとの対応方法

上記までの内容を踏まえたうえでの各 OS ごとの対応方法について下記にまとめました。
なお、.NET Framework 3.5(.1) は、事前に TLS 1.1 および TLS 1.2 に対応するための更新プログラムが適用されていることが前提 です。
また、Windows Server 2008 は、事前に OS 向けの TLS 1.1 および 1.2 に対応するための更新プログラムが適用されていることが前提 です。

各 OS 共通

何度も記載していますが、ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティに明示的にプロトコル バージョンを指定している場合には、当プロパティに指定したプロトコル バージョンが利用されます。
下表は当プロパティに TLS 1.2 を設定した場合の対応表になります。
アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.5.2
4.6.0
4.6.1
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
ServicePointManager.SecurityProtocol プロパティに明示的に指定していない場合の各 OS ごとの対応表は下記のとおりです。

Windows Server 2008

※ 前提条件 ※
Windows Server 2008 は、既定の状態では OS として TLS 1.1 および 1.2 を利用することができません。
事前に TLS 1.1 および 1.2 を利用できるようにするための更新プログラムの適用が必須 です。
アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.5.2
4.6.0
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows Server 2008 R2 / Windows 7

※ 前提条件 ※
Windows Server 2008 R2 / Windows 7 は OS としては TLS 1.1 および 1.2 を利用できますが、アプリケーション側より明示的に TLS 1.1 もしくは 1.2 を利用する指定がない限り利用されません。
必要に応じてアプリケーション側からの指定がなくとも TLS 1.1 および 1.2 が利用されるためのレジストリ値を設定します
アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.5.2
4.6.0
4.6.1
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要
 Windows OS 側で TLS 1.1 および 1.2 が利用されるための設定が必要

Windows Server 2012

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.5.2
4.6.0
4.6.1
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.5.2
4.6.0
4.6.1
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows 10 v1507 (LTSC 2015)

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.6.0
4.6.1
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows 10 v1607 (LTSC 2016) / Windows Server 2016

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.6.2
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows 10 v1703

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.7.0
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows 10 v1709

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.7.1
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要

Windows 10 v1803

アプリケーションがターゲットしているバージョン
クライアント環境 3.5(.1) 4.0.0 4.5.0 4.5.1 4.5.2 4.6.0 4.6.1 4.6.2 4.7.0 4.7.1 4.7.2
3.5(.1)
4.7.2
 設定の変更必要なし
 .NET Framework 3.5 用のレジストリ値 SystemDefaultTlsVersions が必要
 .NET Framework 4.5 用のレジストリ値 SchUseStrongCrypto が必要
いかがでしょうか。
本記事が今後のご対応のお役に立てますと幸いです。
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